緊急速報 月末・年度末を狙った還付金詐欺(かんぷきんサギ)が多発しています
緊急速報 月末・年度末を狙った還付金詐欺(かんぷきんサギ)が多発しています。
もう振り込めとは言いません!
昨日ご近所で80歳女性が詐欺にあいました。
詐欺師1:「後期高齢者の保険料の還付(かんぷ)がありますが、手続きをされていないようなのでお電話しました。」
「書類を郵送しているのですが、ご覧になられましたか?」
被害者:「いいえまだです。書類来ていないようです。」「どんな封筒ですか?」
詐欺師1:「青色の封筒ですが」
被害者:「封筒は全部チェックしていますが、青い封筒は見ていないです。」「送ってもらえますか?」
詐欺師1:「3月末が手続きの締め切りになるので、今からでは間に合わないと思います。銀行でも手続きができるのでお近くの銀行に行けますか?」
被害者:「少し離れていて足が痛いのでちょっと無理です。」
詐欺師1:「お近くにコンビニがあるでしょう。そちらでもできますよ」「銀行の担当者に連絡しますので、
担当者から電話で続きの説明があります。」―電話切る
詐欺師2:「○○銀行の担当の××です。コンビニでの手続きをお教えしますので、携帯を持って銀行のカードを持ていってください。」
被害者の方は、少し不安を感じたのですが、月末が期限で手続きをしなければという義務感で、天気も良かったので、痛い膝を引きずってコンビニに行きました。
機械に不慣れなので、銀行の担当者の言う通りに番号を入れ作業を済ませました。
最後に担当者が明細書を破って捨てるように指示しました。
被害者の方は不審に思い、電話のあと明細書を確認すると、なんとお金が引き出されていました。
お金を振り込んだつもりは全くなかったのですが、操作に気を取られているうちに送金してしまったようです。
すぐに銀行に連絡して詐欺だと分かり、銀行口座の取引を停止したのですが、入金直後に他の口座に転送されてしまっていました。
被害者はしっかりした方で、お金を振り込めという指示では詐欺だと分かったと思います。
機械に苦手なところに付け込んだ、役所の手続きを期限内にしっかりしないといけないという義務感を利用した、悪質な、そして巧妙な詐欺です。
かんぷきん=詐欺というのは知られていますが、電話応対の中で催眠的に誘導されてしまうようです。
振り込め=詐欺なので、もう振り込めとは言わなくなってきたようです。
「月末―還付金手続き詐欺」です。
絶対に犯人逮捕してもらいたいですね。